札幌のギャグ男鈴木治貴の人生。ラッパーになったのは亡きショウゴさんの影響
「俺は小学校3年生で知能が止まった」
札幌のギャグ男こと鈴木治貴(はるき)さんの人生は、波乱に満ちたものでした。お母さんはいつも彼のライブを追いかけ応援しています。
見た目は普通のお兄さんですが、知能は小学校3年生程度と診断されました。これは中学1年生の時に判明し、発達障害やパニック障害も抱えています。
文章の読み書きが苦手なため、街録の応募文も彼の現在の彼女に書いてもらっているそうです。
家族と自分の違いに気づく
鈴木さんには優秀な兄弟がいますが、自分だけ思うようにできず馬鹿にされた経験も。
一方で、ダウン症の子が馬鹿にされているのを見ても何も言い返さなかったことを振り返り、「それが自分に返ってきたのだろう」と語っています。
同級生の父親との関係と学び
同級生に詐欺師で有名なお父さんがいて、その父親は「勉強しなさい」と言い続け、一生懸命教えてくれました。
他の周囲は「背伸びをしなくていい」と言う中で、彼だけがあきらめず支えたことで鈴木さんは高校進学を果たしました。
しかし高校では暴力事件を起こし退学に。イジメられている子を守ろうとして起きたことでした。
15歳からの働き手としての道
15歳からは土方など様々な仕事を掛け持ちしながら働き始めます。のちに極道に入り、逮捕歴も多くありました。
ラッパーとしての出発点
ラッパーになったきっかけは、亡き舎弟のショウゴさんの影響です。
ショウゴさんは児童養護施設で育ち、極道の道に進み、薬物依存と闘いながらも鈴木さんと共に更生を目指していました。
しかし、少年院から出てきた他の若者と金庫強盗を共にし、その逃走中に交通事故で2人が亡くなっています。
鈴木さんは、極道の世界に引き込んだ自分の責任を痛感し、ショウゴさんの言葉をもっと真剣に受け止めるべきだったと悔やんでいます。
現在の活動と周囲の応援
ショウゴさんが好きだったヒップホップをきっかけに、鈴木さんはラッパーとしての道を歩み始めました。
応援してくれる人も多いようです。
オヤジ「夢に向かって頑張ってください。でも、俺が応援したらお前の足を引っ張ってしまうんじゃないかと思う時があり葛藤がある」
オヤジさんと2人で公園にいた時に、ファンに話しかけられた。
オヤジ「俺は職質しか声がかからない」
ギャグ男とサイプレス上野、優しい漢さんの件
問題の動画はこちらね
DJ RYOTAさんが紹介しています。
この動画が経緯を詳しく説明してくれてるわ。
※動画なくなりました
サイプレス上野さんが漢さんをディスっているように見えますが、漢さんとサイプレス上野さんは交友があり仲が良いんです。
それを知らなかったギャグ男。
漢さんを馬鹿にされてしまったと勘違いしてしまい、殴ってしまいました。
みんなの声
発達障害の子供を持つ親です。 見ながら涙が止まりませんでした。 昔は今ほど支援も少なかったと思います。 これからの人生が幸せな事いっぱいである事を願ってやまないです
言葉ひとつ一つが正直というかウソがないというか、とても魅力的な人でした。コメ欄が感動して涙が出たと言う人が多くて自分もその1人だけど、人の心を動かす才能があるんですね
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