池袋暴走事故、被害者遺族松永拓也「一瞬の事で一生引きずるから、他の人にはして欲しくない」
2023年1月20日、街録チャンネルに投稿されたものです。
事故後に死のうと考えていた松永さん。
真菜さん、莉子ちゃんの死を無駄にしない為に交通事故を減らす活動をしている。
池袋暴走事故状況
2019年4月19日、真菜さんと莉子ちゃんは自転車に乗り、青信号で横断歩道を渡り切る手前で交通事故に遭う。
真菜さんは50メートル、莉子ちゃんは10メートル飛ばされ、自転車は真っ二つになってしまった。
車は最終的に96キロ出ていた。
3年8カ月たった今も慰霊碑に献花する人が絶えない
令和2年(2020年)4月に豊島区が慰霊碑を建立してくれた。
未だに献花する人が絶えない
出典元;街録ch
池袋暴走事故裁判状況
刑事裁判は2021年に結審され、加害者は刑務所にいる。
判決は5年。
民事裁判今している最中。
真菜さんとの出会い、腎臓にいい料理をいつも作ってくれていた
真菜さんと出会ったのが沖縄。
真菜さんは生まれも育ちも沖縄、松永さんは東京育ちですがお母さんが沖縄出身。
2人とも沖縄にゆかりがあるそうです。
松永さんは小学生の時から腎臓が悪いのが分かっていたらしく(腎臓は基本的に回復することはない)、
悲観的になり、20歳の時にはタバコを吸って自暴自棄になっていたようです。
真菜さんに一目ぼれ、遠距離、2度フラれながらも結婚。
真菜さんが2度断ったのはお姉さんが白血病で亡くなる経験をしていたので、家族を置いて東京には行けないと思って決断できなかったそうです。
松永さんの腎臓が悪い事を知った真菜さんは「自分が治してあげる!」と言って図書館やネットで調べ、
腎臓にいい料理を作っていたそうです。
それから健康診断受けても、尿検査にひっかからなくなったそうです。
松永さんが受け続けている誹謗中傷(動画59分から)
真菜さん、莉子ちゃんの死を無駄にしない為に交通安全の運動をする
松永さんは交通事故前から勤めている会社で今も辞めることなく働きながら、交通事故を減らすために活動している。
事故後、すぐマンションの屋上から飛び降りようとしていた松永さん。
2人が「お父さん死なないで」と言っているような気がして思いとどまる。
東京都では2人同時に火葬できない。
火葬の順番を待っている間、2人は自宅にいた。
莉子ちゃんには絵本を読み聞かせたりもした。
火葬が終わって事故後5日目。
自分の顔出し、名前も出しで覚悟を決めた。
2人の死を無駄にしたくないし、他の人に同じ思いはして欲しくない。
加害者も被害者も作りたくない。
被害者支援も充実させたい(動画48分から)
コメント