「いつか死んでいく」…90歳の祖父から12歳の孫へ、"水穴"で伝えたかったこと。
相思相愛の孫とおじいちゃん
「探偵!ナイトスクープ」で放送された今回のエピソードでは、孫の加藤雪舟くん(12歳)とおじいちゃんの勝彦さん(90歳・元小学校教師)の深い絆が紹介されました。雪舟くんは玄関から出てくる時点で「じいじ」と書かれたTシャツを着ており、その愛情の深さが一目でわかります。
両親が忙しくてもおじいちゃんと過ごす日常
雪舟くんの両親は仕事で忙しいため、普段はおじいちゃんとおばあちゃんと一緒に過ごしています。そのため、孫にとっておじいちゃんは身近な存在であり、自然と目標や尊敬の対象になっています。
目的は鷲嶺の水穴への登山
依頼内容は「鷲嶺の水穴へ行きたい」というもの。険しい山道のため、雪舟くん、おじいちゃん、探偵の靖さんだけでは危険でした。そこで、地元の現役消防士で結成された**IRRT(Ise Rope Rescue Team)**のサポートを受けながら登山が行われました。
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登山中に語られたおじいちゃんの思い
登山中、勝彦さんは孫の雪舟くんに「自立してほしい」と語りました。これは、自分が先にこの世を去ることを考え、孫には強く生きてほしいという深い思いからです。目的地の水穴は暗く、目を開けているのか閉じているのか分からないほどですが、勝彦さんはこう話しました。「人生には暗闇のような時もある。しかし、必ず明るくなる時も訪れる。暗闇を乗り越える強い心を持った子に育ってほしい。」
この言葉は、孫に向けた人生の大切な贈り物であり、さすが元小学校教師ならではの温かい教育の心が感じられます。
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